古いパソコンで Windows 10 は動くのか?(こいつ…動くぞ! 編)

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Windows 10

ついに公開された Windows 10。
すでに「無償アップグレード」を利用して、新OSを体験している方も多いことでしょう。
巷でも概ね好評のようです。

ウチでも早速試してみようということでアップグレードに挑みました。

ただし、メインで使っているパソコンをいきなりアップグレードしてはいけません。
Windows 10 に限らず、新しいOSに更新する際は現在使用しているアプリケーションやデバイスの互換性を確認する必要があります。

リリース直後は不具合がつきものですしね。

旧時代のパソコンで Windows 10 は動くのか

そんなワケで、新時代のOSを試すべく適当なパソコンを探したのですが、わが家にあったのはなんとも残念な旧時代の遺物でした。

HP製/Pavilion Notebook PC dv3000/CT

発売は2008年なので、もう7年前。Windows Vista 時代のパソコンです。

購入時は15まんえん近く払った気がするのですが、現在では、バッテリや光学ドライブを認識しなくなり、グラフィックボードも壊れサイケデリックな原色で画面表示してくれる死に体のかわいいヤツです。

幸いOSに関しては Vista から Windows 7 Professional SP1 へ入れ替えていたので、今回の無償アップグレード対象でした。

Windows 10 の必要システム要件を見てみると

プロセッサ:1ギガヘルツ(GHz)以上のプロセッサまたは SoC
メモリ:32ビット版では 1 GB、64ビット版では 2 GB
ハードディスクの空き領域:32ビット版OSでは 16 GB、64ビット版OSでは 20 GB
グラフィックスカード:DirectX 9 以上(WDDM 1.0 ドライバー)
ディスプレイ(画面解像度):800 x 600

Windows 10 の仕様とシステム要件 – マイクロソフト

となっています。

あれ? なんとなくイケんじゃね。

システム詳細

数値上は大丈夫な気がしてきました。
やっちゃいましょう。

予約なしでもアップグレードできる

通常、Windows 10 へのアップグレードは「 Windows 10 を入手する」アプリから予約を行い、アップグレード通知が来るのを待つことになります。

ただ、そんなに悠長に待つ必要もありません。
マイクロソフトが Windows 10 のインストールメディアを直接配布しているのです。

以下のページから「メディア作成ツール」をダウンロードしましょう。

メディア作成ツールでは、次のことが行われます。

  1. インターネット経由で Windows 10 の構成ファイルをダウンロード
  2. USBブート形式またはDVD(に書き込むための.isoファイル)でインストールメディアを作成

また、インストールメディアを作成する代わりに、ツールを実行するパソコン自体を直接 Windows 10 へアップグレードすることも可能です。

上図のダウンロードボタンから、32ビット/64ビットいずれかを選んでツールを入手しましょう。

アップグレード作業はほぼ全自動で行われる

ツールのダウンロードが完了すれば、あとはそれを実行するだけです。

メディア作成ツール

最初にいくつかの選択肢を選ぶだけで、アップデート作業はほぼ全自動で行われます。
特に難しいところはありません。

ポイントだけを押さえておきましょう。

このPCを今すぐアップグレードする

ツールを実行しているパソコンをそのままアップグレードする場合は [このPCを今すぐアップグレードする] を選びます。

やることはこれだけです。

[次へ] ボタンで進んでゆくと…

Windows 10 をダウンロードしています

Windows 10 の構成ファイルがダウンロードされ…

ライセンス条項に同意して準備完了

ライセンス条項を読んで同意して…個人用設定ファイル等の引き継ぐものを選択すれば準備は完了。
[インストール] ボタンを押せば、あとは自動でインストール作業が始まります。

これ以降、キャンセルできないので慎重に!
(とはいえ、インストール完了後に元に戻すこともできます)

幾度か再起動を経て…
そして…

Winsows10起動!

でた!

やっぱり新しいパソコンの方がいいね…

とまぁ、やることはこれだけです。

うまくいく人はね!

実際に僕の環境ではこの後、『スタートメニューと Cortana が起動できません』という謎のエラーが出て、初期設定すら出来ませんでした。

またアップグレードは完了するものの、ひとたび再起動をかけると二度と起動しなくなる(ブートローダ破損?)など、3回ほどやり直しています。

もちろん休日は、このじゃじゃ馬に付き合ってつぶれました…

(ただ失敗の度に、以前の Windows 7 環境へのロールバックは正常に働くので、優秀といえば優秀かもしれません…)

また、やはりというか、CPUの処理性能およびHDDへのI/Oの遅さからか、アップグレード作業自体にものすごく時間が掛かります。

そういったトラブルをできるだけ避けたい方は、正攻法で「 Windows 10 を入手する」アプリから予約をして配信を待ちましょう。

で、動くの?

最終的には、アップグレード作業を行った上で、インストールメディアからブートして再度クリーンインストールを行ったところ、うまくいきました(僕の環境では)。

一度アップグレードで Windows 10 にしてしまえば、クリーンインストールでもインストール作業中のライセンス認証の手順をスキップでき、認証済みで起動します。

アップグレード後のシステム詳細

デバイスドライバも、概ね問題なし。

デバイスマネージャ

(一部「不明なデバイス」がありますが、メーカー独自デバイスで基本動作に支障なし)

繰り返しになりますが、このあたりのドライバ関係でお手上げになる方も、今回紹介したメディア作成ツールを用いたアップデートには手を出さないほうが無難です。

動作は思ったよりも快適

実際の使用感はといえば、電源投入直後はさすがにモタつきますが、Windows が起動しきってしまえば Windows 7 環境より快適かもしれません。

Windows 10 の起動時間やディスク占有量などを Windows 7 / 8.1 と比較するとこうなる – Gigazine

Windows Vista 時代のハードウェアでも、Vista(黒歴史)→ 7 → 10 と経て、どんどんOS自体が軽くなったとすれば、まだまだ使えそうですね。

おわりに

今回、検証も含めて古いパソコン(実機)で Windows 10 を稼働させてみたワケですが、最後にいくつか注意点を挙げておきます。

  • メディア作成ツールはスペックに余裕のあるマシンで実行した方が無難( [他のPC用にインストールメディアを作る] を選択して実行)←ファイル展開時に固まったりするため
  • インストール作業は自動で実行されるが、スペックが低いとやたら時間が掛かるよ(3時間以上を覚悟して)
  • そもそも、慌てて Windows 10 にする必要があるか、じっくり考えて
  • というか、最初から Windows 10 が入ってるパソコン買ったほうがラクだよ

以上です。笑

それでも我慢できずにアップグレード始めちゃったという人へ。
次回は、アップグレード時のトラブルシューティングを紹介します。

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